台風一過の道満グリーンパーク

台風19号通過から3日、ここしばらく乗れていなかった自転車に乗った。最寄りでない駅まで通勤で10キロ強のルート上に、道満グリーンパークがある。通らないルートも有るが。それは荒川の河川敷中にあり、隣には荒川第一調整池もあり、大雨で荒川の水位が上がると水没することになる。下流域の水位の急激な上昇を緩和するための機構だ。

公園の入り口には「カマキリ公園」の名前で親しまれてきた大きな遊具のある広場がある。1日前には、カマキリの頭部分だけが水面に顔を出している衝撃的な写真を見た。

カマキリ公園のカマキリ。

カマキリ全体が見えているが、増水時は胴体は全て水の中に沈んでいた。前方に続く道路は一般車両は通れず、自転車やランナー、散歩の人用だ。通勤では秋ヶ瀬橋から入って、笹目橋で出るのが通常のパターンだ。が、すでに泥と水溜まり。4~500mほど進んだ所で断念。この状況で更に2キロ進むのはリスクが。すでにズボンの裾はドロドロ、ブレーキにも泥が詰まり凄いことになってる。ここで転倒でもしたら通勤どころではなくなる。

道路の造りも良くない。設計上はどうなっていたのかは分からないが、上の写真では、路面が僅かに右にバンクしている。道路の右側が公園、左側が彩湖なので道路の公園側に水がたまってしまい、そのままではなかなか水が捌けない。

結局、このあと一番外側の堤防に上がり、幸魂大橋で荒川の南側に渡り、泥だらけになった自転車をガソリンスタンドで洗い西高島平まで行った。たまたま今日は切り離しのできるトレッキングパンツを履いていたので、汚れた裾を取り外し、七分丈にして電車に乗った。普段なら30分のアルバイトだが、今日は一時間。充実した?通勤となった。