キッチン照明の埋め込みスイッチ交換

キッチンのシーリングライトがオフ出来なくなった。どうやら壁にあるスイッチが壊れたようだ。昔はフルカラーとか言う規格(シリーズ)のスイッチやコンセントが埋め込まれていた記憶があるのだが、壊れたスイッチのパネルを外して見てみると見馴れないスイッチが…。品番を検索してみると、コスモシリーズワイド21と言う物らしいことが判った。

WT5001

WT5001には「B」、WT5002には「C」の表記が有るが、接点の違いを間違えにくくする配慮だろうか。リレー(電磁スイッチ)の接点の仕様・呼称はこの辺に詳しく書いてあるのでここでは省略するが、c接点はchange(切り替え)とでも覚えておけば良いかと。

まずは壊れたスイッチを外す。もちろん配電盤のスイッチで該当する配線の電気は落としておく。部品番号(WT500*)の上あたりの黒い樹脂部分をマイナスドライバーなどで押し込むと、二つの爪がフレームから外れ、スイッチが取れるようになる。

外したスイッチ

このスイッチ、10年くらい使っていると壊れることが多いらしく(うちの物も10年ちょっとで壊れた)、ネット検索すると修理のブログがゴロゴロと出てくる。一応書いておくが、自分は第二種電気工事士の免許を持っているが、そうでない人も「簡単に直せた」のような事を書いているのも見受けられる。配線を弄らなければ無資格でもOKと、スイッチは交換せずに、上の写真の水色の部分を取り外して中の板バネ(これが破損してダメになる事が多いらしい)を新しいスイッチの物と交換して直すパターンが多い。まあ、同じパーツであれば問題なく(=重大事故無く)修理出来てしまうかもしれないが、パーツの部品構成が変わって、上から分解すると通電している部分に触れるようになっていたり、分解時の力のいれ具合でスイッチ自体を壊してしまう危険もあるだろう。

自分のスイッチの場合、この板バネには問題がなく、更に奥の小さな板バネ(接点を左右に動かすバネ)が折れていた。

水色のパーツの板バネを外すと、
横スライドするパーツが現れる
片側のバネが破損

壊れていたバネがはスライドするパーツをセンターに戻す役割が有りそうだが、これが金属疲労でダメになったため、動作不良を起こしたようだ。スイッチはアマゾンでも購入出来たのだが、合わせ買い対象商品だったこともあり、近くのホームセンターで探したら似たような値段(200円以下)で購入出来たので、これで修理した。

有資格者であればケーブルの外し方等は知っていると思うので、ここでは割愛させていただく。

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