XTZ125を手放す

2017年5月から乗ってきたYAMAHA XTZ125、43ヶ月、走行距離5000キロ弱で手放した。バイク自体に大きな不満があったわけではないのだが…。まあ、もう一台2種原付のスクーター(SPACY100)もあるし。

まず、分かっていたことだが、2種原付なので自動車専用道路が使えない。法律の問題なのでバイクに責任は無い。が、ナビを使っていると、自動車専用道路に誘導される事がある。以前、山梨県内を移動中に危うく西関東道路に入りそうになった事があった。もちろん高速道路は使わない設定にしているが、無料の自動車道専用道路は考慮されない。かつては2種原付対応のナビが有ったのだが、諸般の事情?でサービスが終了となった。高速道路が使えないので、少し遠くなると時間がかかる。ツーリングとか、走りをメインにするなら良いのだが、日帰り登山とかの足として使う場合、登山口に早くつかないと、日没を過ぎて下山なんて事になりかねない。

次に、チューブタイヤなのでパンク修理が面倒な事だ。以前、自宅でオフ車のパンク修理をしたことが有るのだが、車重があるのでホイールを外すのも大変だし、リムからタイヤを外すのに、かなり苦労した記憶がある。自転車(ロードバイク)も手強い物も有るが、その比ではない。ソロで夜、山の中(林道)で携帯の電波が届かない場所でパンクしたらと思うと、ゾッとする。下手をすると野性動物リスクのある場所でパンク修理するか、タイヤ・リムのダメージを覚悟でゆっくり自走するか。子供の頃自転車屋で見た方法 – ホイール(ハブ)を自転車から外さずにタイヤレバーでタイヤを外し、すき間からチューブを引っ張り出してパンク修理 – がバイクでも使えれば少しは楽かもしれないが。チューブタイヤでもパンク修理剤を使うと言う手も有るかもしれないがそのあとのパンク修理を考えるとあまりやりたくはない。

そのほか、コロナ禍の影響であまり外に出なくなった&バイク2台のメンテ(といってもバッテリー上がり対策)・維持(税/保険)と言うのも無くはない。

売却額は某大手バイクチェーン店(購入店)で15万ジャスト。ネット査定でも走行距離5000キロに最初の査定額の境界があり少し高めの評価になっているようだ。

購入価格25万と四年ぶんの自賠責と自動車税2万ちょっと、その他パーツ台と合わせて30万とすると43ヶ月で15万、ひと月あたり大体3500円のレンタル料という感じか。

オフ車でなければ走れないような所をガンガン走る事もなさそうだし、荷物が多い時の利便性を考えると、チューブレスタイヤのスクーターが捨てがたい。

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