バッテリー分離(別体)型ヘッドライト

登山やキャンプなどで両手を塞ぎたくない時に便利なヘッドライト、大きく2つのタイプがある。

1つはバッテリー一体型と言われる、1つの筐体にLED発光部とスイッチ・バッテリーが組み込まれているもの。もう1つはバッテリー分離型(別体式)と言われる、バッテリーが別の筐体に分離していて電線で繋がれているタイプ。分離型の優位なところは、重量のあるバッテリー部分が別体なので、例えばこれを頭の後方に配置することで前後の重量バランスが良くなる等がある。一体型だとバッテリをたくさん実装するのは無理があるが、分離型ならある程度までは後頭部にバッテリーを持って行けるし、電線を伸ばせば腰にぶら下げる等も可能だ。

しかし最近、大きな欠点があることに気がついた。電線の破断リスクだ。普段使っていないザックのポケットに仕舞いっぱなしだったヘッドランプを取り出した時に、ポケットの中に何か黒いプラスティックのようなモノが落ちていた。その時は何か良くわからなかったのだが、ヘッドランプのスイッチをいじっている時に電線の外被が破れている事に気がついた。しかも触ってみるとベタベタしている。被覆にポリウレタンが使われていて、これが加水分解したようだ。

バッテリーケース付近の電線被覆の劣化

劣化は2か所あった。

発光部側の電線の被覆劣化

被覆が劣化すれば、最悪電線がむき出しになってショート〜発火、バッテリー劣化、容量低下等を引き起こす。そんな事を考えていたら、物理的に電線が破断するリスクが有るという事に気がついた。一体型なら電線が外に出ていないので、そのリスクは無い。なんか急に分離型に対する信頼感が低下してきた。分離型はこれを含めて2つしか持っていないが、壊れたら次は一体型を買おうと思う。

面ファスナー

面ファスナー、昔からある「マジックテープ」が代表的だが、何かを着脱可能な状態で固定するために使うアレだ。今日話題にするのは3Mの「Dual Lock」。最近、あまり乗っていなかった折りたたみ自転車用にバックミラーを付けようと思い立った。ロードバイクなどではバーエンドに付ける物が一般的だが、視点移動が大きく、ミラーを見ている時の前方認識が甘くなるのが弱点。で、前から知ってはいたのだが、買うには至っていなかった「ヘルメットに付けるバックミラー」を購入してみた。

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太陽光発電のメリット

現在エアコンの設定温度27℃で、一階の室温27℃、外気温36℃。エアコンは二階と一階の2つ稼働中。

昨日の朝、エアコンや照明を使っていない時の消費電力を見た時には250W(ベース電力)だった。冷蔵庫、空気清浄器器、常夜灯その他の待機電力だろう。ちなみにこの時(6:54)の太陽光発電の発電量がちょうど250Wだった。東電からは電力を買ってない状態、プラマイゼロだ。

朝、活動前の消費電力

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特定小型原動機付自転車

またまた電動キックボードの件。さっそく子供をはねる(接触する)人身事故が起きた。車道を電動キックボードで走行中、駐車車両を避けるために歩道に入った所で子供に接触。法規上車道を時速6キロを超える速度で走っていた場合、車道から歩道に入る際に最高速度(走行モード)を切り替える必要があるのだが、この切り替えは走行中には出来ない(= 一時停止が必要)構造になっている。本来歩道を走行出来ない「原付」を、時速6キロを超える速度が出ない車両(特例特定小型原動機付自転車)に限って歩道走行を許可するという特例のための措置なのだ。単に時速6キロ以下で走れば良いということではない。自転車(正確には普通自転車)は自転車走行可の歩道であれば車道〜歩道の乗り入れは比較的楽にできるが、特定小型原動機付自転車では走行モード切り替えが必要で、これを行わないと検挙対象になる。原付という二段階右折とか厄介な道交法が有る乗物なのに免許不要で乗れる!とか安易過ぎ。また、少なくとも現状のキックボード形状だと、サドルなし=立ち乗り高重心で転倒リスク、小径タイヤ=低い乗り越え性能&低ジャイロ効果で不安定、サスペンション無し=腰・膝への攻撃性、を鑑みると足腰の弱った高齢者が安心して乗れるようなシロモノじゃない。WEBでは過疎地や免許返納した高齢者の足に有効とか言ってる人も居るようだが。

他の交通・歩行者に迷惑をかけないように最低限の交通法規を理解した人にのみ乗ってもらいたい。

警察庁にある下記が最低ライン

特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)に関する交通ルール等について

警視庁(東京都)版

特定小型原動機付自転車(電動キックボード等)に関する交通ルール等について

まあ、免許(試験)と実地講習もやってほしいところだが。