スマホのUSB-Cコネクター

 このコネクター、ほとんど充電にしか使ってこなかったが、Insta360Go2を買ってから充電以外で使う事になった。このアクションカム、メモリーは内蔵のみなので、SDカードを使うカメラの様にメモリーを抜き取ってカードリーダーで読み出すというような事ができない。通常、専用スマホアプリを使い無線で繋いでカメラのデータにアクセスする。で、このアプリを使ってスマホ本体にインポートし必要に応じてPCに接続&ダウンロードするのが一般的だ。がしかし、この方法を使うと撮影日時の情報(タイムスタンプ)は失われ、インポートした日時がファイル名となるファイルが作成される。exif等のファイルに埋め込まれたタイムスタンプで管理している関係上、この仕様はつらい。

 Go2本体にはUSBのような一般的な外部インターフェイスはなく、バッテリー兼用の専用ケースに入れることで、USB-Cコネクターが使えるようになる仕組みだ。USBさえ使えれば、直接PCに繋いでダウンロードしInsta360のPC版アプリを使うことでタイムスタンプ問題は回避できる。と、ここまでで一応の解決を見たのだが、1つだけ気になっている事があった。出先でGo2の内蔵メモリーが一杯になったらどうしよう? もちろんノートPCを持ち歩けば解決だが、荷物を増やしたくない。で、思いついたのが「スマホにダウンロードすれば良くない?」。だがスマホアプリでスマホに保存するとタイムスタンプ問題が…。そういえば最近のスマホはUSBがOTGに対応してるはず!。ノートPC用に購入してあったUSB-Cハブをスマホにつなぎ、そこにUSBタイプAtoCケーブルでGo2に繋いでみた。

OK,マスストレージデバイスとして認識された。これで行けるじゃん、と思ったのだが、USBハブと言う事で、やたらと使わないインターフェイスが付いている。それ以前に、ハブ自体の電力消費が大きすぎて電源を供給しないと使えない!やはりOTGケーブルが必要と言う事で、探してみると、ケーブルより小さい変換プラグがあった。

2個で899円(Amazon)

スマホにこれを挿して、充電用に普段持ち歩いているケーブルでGo2に繋げばスマホにダウンロードできる。

Insta360Go2をマスストレージデバイスとして認識

スマホには256GBのSDXC入れてあるから十分だろう。