LEDバルブ沼

LED バルブというのは小型バイク(XTZ125)のヘッドライトのバルブの件だ。最初に買ったLEDバルブで一応は満足していたのだが、どうせならもう少し明るいほうがいいよねという欲望がふつふつと…。

と言うのも、このバルブ、放熱の為に(バイクの正面から見て)下半分がヒートシンクになっているため、ロービーム時に近くが暗い配光パターンになっている。こうなると、光軸調整では対処できない。

という事で、両面発光のバルブを探していた。

購入したバルブ達。どれも千円前後。

今使っているのは最初に買った一番左のやつ。取り敢えず購入順に並べてみた。

二番目のバルブはHi/Lowの切り替えで、発光ポジションは変わらずに、明るさが変わるというまがい物。ただ商品説明サイトにはHi/Lowとは書いてあったが、Hi beam/Low beamとは書いて無かったからなぁ…。

三番目のやつは装着して光軸を合わせようにも、ハイとローが離れ過ぎている。ローに合わせるとハイがとんでもなく上に向くし、ハイに合わせるとローが前方3メーター位の所を向いてしまう。バルブにはLEDチップの乗った基板がLow/Hi別々にビス留めされていたので、配置をいじってどうにかならないかやってみることにした。基板のネジ穴をずらして、更に本体の一部をルーターで削って数ミリ近づけた。

基板の裏側には放熱用シリコンが塗られていたので、工具箱に転がっていたヒートシンク用のやつで塗り直す。熱伝導が悪くて走行中に切れたらマズイので直流電源に繋いでテスト。そのまま放置してたら、なんか明るさに変化が…。30秒位の周期で明るさが変化してる?。本体にさわってみると結構熱い。非接触温度計で測ったら70度弱。熱くなったら出力を下げて、温度が下がったら出力を戻すように「正しく」保護回路が動作しているようだ。室内の解放環境でこんなだったら、ヘッドライトに仕込んだら駄目じゃん。という事でこれも没。

4番目のやつは両面LED型で見た目も最初に買った「使える」やつに似ていて、かなり期待してたのだが、これもハイとローの光軸が離れすぎていて調整不能で没。

色々調べて見ると人柱的な人も結構いて、フランジからフィラメントまでの距離や、正面から見たときの中心軸からのズレで大きく影響するとかいろんな情報が有った。四輪車用の有名ブランドの高価な物はこの辺りが精密に作り込まれていて、良さそうなのだが、放熱関係で後部スペースが必要だったり防水カバーの関係でバイクには装着出来なかったりする。

やっぱり冷却ファン付きのやつじゃないと駄目かなぁ

#まだ諦めてないのか

 

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