フォールディングバイクのペダルの軸がグラグラになっていたので、交換することにした。フォールディングバイクは3台あり、壊れたのは嫁さんが使っている20インチの物だ。これ用に適当なペダル、どうせならまた折り畳みベダルにしようと考えたが、探しているうちに着脱式が気になり始めた。三ヶ島で着脱式が有るのは知っていたのだが、当時ビンディング(SPD)対応の物が欲しかった事もあり購入には至らなかった。
見つけたのはWellgoという台湾のペダルメーカーのW44Bという着脱式のペダル。ペアで416g(QRD-II込み)。両面ビンディングだともっと軽い物もあるが、普通の靴でも乗りたいので、片面SPD、片面フラットのこれを選択。
着脱式のベースにはQRDとQRD-IIの二種類あり、名前の通り後者が新しいバージョンのようだ。アマゾンではQRD-IIタイプの扱いが殆んどなく、ebayで探した。
QRD/QRD-IIのどちらも、このベースをクランクに取り付けて、そこにペダル軸を差し込んでロックする仕組みだ。ペダル(軸)は共通のようで、新旧どちらのQRDシステムでも互換性があるらしい。
今回は16インチのフォールディングバイクの折り畳みベダルを壊れた20インチのフォールディングバイクに移設し、今回買ったQRD-IIペダルを16インチバイクにつけることにした。
ペース本体の下にあるのが(取説では)ガスケットと呼ばれるパーツで、これを入れないとペダルリリースをロック出来なくなるので注意。右の4枚のワッシャーは厚さが0.3ミリと0.6ミリが二枚ずつ。クランクのネジピッチが1.2ミリなので、0.6ミリだと180度、0.3ミリだと90度手前の角度で締結が完了することになる。なぜこれが必要かというと、ペダルを取り外す際にセーフティリングを押す必要があるのだが、これをどの角度にするかを決めるためだ。まあ、気にしないのなら、ワッシャーは使わなくてもいい。逆に使わない方が、ワッシャーの厚さ分、クランクとベース部分の隙間がなく密着するので良い気もする。実際に付けてみるとこんな感じになる。
黒いセーフティリングがペダル寄りになっているとロックが解除されていて、着脱できる。
黒いセーフティリングをクランク側に押し込むとロック状態。上の写真に写っているガスケットと呼ばれるシルバーのパーツに被さる事でロックリングが操作できなくなる仕組みだ。
昔の自転車のクランクは幅が細かったが、今は幅広(平べったい)なのでそれほど違和感なく装着出来る。また、よく話題になる「Qファクター」が変わる件だが、家にあるシマノのビンディングペダルで55mmだったので片側8mmほど拡がる。
とりあえず今日はここまで。