自宅ダイニングの灯りには、4つのLED電球を使っているが、100ボルトの商用電源ではなく、バッテリー供給の12ボルトで使っている。このバッテリー、夜間(オール電化向けの契約で深夜電力が安い)や天気が良い昼間、太陽光発電の電力が余っている時に充電している。電灯のほか、スマホの充電や、コードレスクリーナーのバッテリー充電、BTスピーカーの電源などにも使っている。で、このバッテリーの充電には、アルインコの無線機用と書かれた安定化電源を使っていたのだが、バッテリーが空に近い時は20アンペアくらいの電流が流れ、結構発熱する。
先日、たまたま昼間の電気(太陽光発電の余剰電力)が余っていたので安定化電源を手動でオンにしていたのだが、ちょっと塗装が焼けるような臭いがしていることに気がついた。どこだろうと探って見ると、安定化電源だった。回っているべき空冷ファンが止まったままになっている。急遽オフにした。一応、無線機用と書かれているので送信時のみ高出力的な間欠利用が前提で、連続使用は無理があるのかもしれない。ということで、電源を買うことにした。
と言うことで、WEBを検索していると、激安スイッチング電源の購入関連のサイト(イチケンさん、youtube)が目に止まった。この中で特に気になった指摘が、電源をONしないと電圧・電流設定ができない電源が多い、ということだ。電源をONしないと電圧が設定でいないとなると、いったん回路を切断して安定化電源をONし、そのあとに接続しなくてはならない。厄介だ。全然考えていなかった。これを考慮してアマゾンで探すと、候補がかなり絞られてくる。メイン電源スイッチ以外に出力ON/OFFスイッチのついている電源は結構少ない。
結局こんなやつを買った。メイン電源のほかに出力スイッチがあり、さらにメイン電源ON時に出力状態を選択できるようになっている。
今のバッテリー充電用途では、メイン電源入れっぱなしでコンセント側をスマートコンセントでON/OFFしているので、デフォルトで出力ONを覚えていてもらえる必要がある。 ← 逆にこの使い方だけなら出力ON/OFF機能はいらないのだが…
まあ、今後普通の実験用電源装置として使うときのことも考えて、ということで。