台風の影響で予定がずれる。
とりあえず、横岳に登ろう。登山口へのアプローチはバイク。
横岳(八ヶ岳)に登るには国道141号に出る必要がある。埼玉からは
- 254で内山峠
- 299で十国峠
- 299(〜県道124)でぶどう峠
- 中津川林道で三国峠 <== 現在通行止め
- 140号で雁坂トンネル
- その他、松姫峠(トンネル)、大垂水峠…
全体的に信号が少なさそうな所で「ぶどう峠ルート」、要するに市街地通行率の低そうなルートを選んだ。
朝4時過ぎに自宅を出たが、20分位走ると小雨が…。
様子を見ながら走るが、降ったりやんだりを繰り返す。2時間弱で秩父に着いた時にはなんとか雨は止んでいる。
とりあえず、ぶどう峠までは行ってみよう。だめそうなら、そこで引き返そう。
299を走り、児玉方面からの462号に合流、恐竜センターの横を通過し、道の駅上野、上野村役場を…(中略)…、楢原郵便局のある三叉路を県道124に入る。ここは渓谷沿いの道だが、毛バリ釣り(餌釣り禁止)エリアになっていて、きれいな渓谷が保たれていた。
釣りエリアを超えると斜度が増して、125ではシフトダウンすることが多くなる。
鹿(横断?)注意の表示をいくつか見た後、視界に鹿の姿が…。しかも結構立派な角。体はそれ程大きくないので若い鹿のようだが。
バイクを駐めてカメラを準備している最中、じっとこちらを見ていた。ここから数分でぶどう峠に着いた。
自宅から4時間弱。峠を越えるとなんか晴れている。
ぶどう峠からの下りは天気が回復してきている事もあり、ペースも上がる。
30分程度でJR小海線の踏切に出た。
小海線は清里〜野辺山間にJR最高地点があるが、地図を見ると、ここでも標高は1000mくらいあるようだ。
この踏切を越えて(記憶では)最初にある信号のある交差点を右に入ると、登山口のある、海ノ口自然園・別荘地へはほぼ一本道。
別荘地に入ると綺麗に管理された道路が現れる。
ここを入らなくては行けなかったのだが、
なんか入ってはいけない感じのかんばんが見えたのでここを入らなかったおかげで10分ぐらい遠回り。
登山者は「用がある」人のようだ。
でちょっと遠回りして、5時間弱で到着。10台程自動車がとまっていた。
着いた直後は晴れ間もあったが(写真でもバイクの影が見える)、軽く朝食をとっているうちに雲が出てきて、時折小雨がパラパラ。30分ほど休憩を兼ねて様子を見ていると、晴れ間も見え隠れしているので(重い腰を上げて?)登山開始。すでに9時40分と遅発となってしまった。13時ごろまでに稜線につかなかったら天気もアレなんで途中で下山しても良いかなと思いながら…。
==> 登山レポートはこちら。
下山してみると車は、ほぼ同時刻にここに降りてきた登山者の1台のみ。
確かに、登りですれ違った人(早く来て下山中の人)に聞いてみると、7時頃来た人が何人かいた。
降りてくる最中にも霧なのか雨なのかわからないようなのが降ってはいたが、駐車場で休憩していると、やはり雨っぽくなってきた。帰路は来た道と違う道で帰ろうと思っていたが、面倒なので(というか、やはり市街地走行距離減らしたかったのでルート検索などはせずに)、休憩もそこそこにメッシュジャケットを着て帰路に着く。寒いという程ではないが、走っていると結構涼しい。下山直後で体温が上がっているので、これはこれで結構気持ち良い。
140号からぶどう峠への道を走っていると雨足が多くなってきた。このまま走るとまずいと思い、レインジャケットを着る。小腹が空いたので、非常食兼おやつとして取っておいたどら焼きを、休憩がてらぶどう峠のベンチで食べる。
まだ雨は余り降っていないが、まだ4時間くらい走らねばならないことを思い出し?先を急ぐ。下っているとすごい雨と霧。視界がヤバイことになってきた。シールドは曇って&水滴でよく見えないのでシールドを上げて走る。目に雨粒が飛び込んでくる。結構辛い。
で、XTZ125のレビューでよく見る、タイヤのグリップがあまり良くないことを実感。急な下り&ウェットな路面でリアの制動力がかなり落ちている。ドラムブレーキは良く効くので油断するとグリップを失うので、かなりスピードを落として走らざるを得ない。更にライトもあまり明るくなく、視界も危ういので当然と言えば当然だが。
秩父まで戻ってくるとほとんど雨がやんできたので、安心したのもつかの間、正丸峠への上りに差し掛かると、またもや雨。結局自宅までほとんど雨の中を5時間弱走った。
本日の走行距離、330キロ。
教訓。バイクは一日中晴れの天気予報の日に乗ろう。