自転車で通勤途中、少し遠回りして荒川の堤防を走ってみた。
混雑する山手線に乗りたくないので、最寄りでない、西高島平から都営三田線に乗るためだ。
このルート、普段は荒川右岸堤防の西側の車道を走り、朝霞水門から堤防に上がる。それが一番速いし、上流から堤防に上がると、武蔵野線をくぐるのが面倒だから。
で、今回はこの武蔵野線の下が今どうなっているか見に行ってみた。
堤防の天端(最上部)は堤防保護の意味もあり車やバイク(自転車ではなくモーターサイクル)は通れない。秋ヶ瀬橋側から右岸の堤防に入って下流に進むと武蔵野線が見えてくる。やがて武蔵野線直前まで来ると舗装が途切れ、通行止めの表示。
読んでみると、「堤防が痛むから法面は歩くな。戻って坂道を歩け」と書いてある。確かに法面には多くの人が歩いているらしく地面が剥き出しになってかなりえぐれている。酷いところには土嚢が敷かれていた。
だが、堤防下に出る坂道に戻るには300メートル位引き返さなくてはならないし、それ以前にここに来るまでの間にこの先通り抜け出来ない旨の表示はない。
武蔵野線の下は堤防天端が少し低くなっているが人が歩いて通れない高さではない。恐らく管理車両が通れないので、舗装打ち切りにして通行止めにしたのだろうが、せめて歩行者用に、幅は狭くても舗装して通れるようにしてもらいたいものだ。