政府備蓄米の放出

なんというか、いい加減にしてほしい。備蓄米は競争入札で行われ、2回めの入札では落札価格の平均は60キロ当たり2万722円だったとの発表があった。1キロあたり345円、一般人に届く価格はおよそ2倍になるらしい。最近の店頭での価格が5キロで4000円くらいになっているので、予想される価格になっているということだ。去年同じお金で10キロ買えたのに5キロしか買えない状態は異常だ。

コメ5キロの市場価格は、345円×5kg×2倍=3450円くらい。実際には4000円くらいで売られているので中間業者などを含めた流通コストは2倍を超えているのだろう。そもそも、競争入札ということは落札する方も市場価格に合わせて値段を決めるわけで、高く売れると思えば、安く落札する必要はないし、安くすると競争入札では勝てない。高止まりするのは当たり前の話だ。マスコミは「備蓄米の放出が始まっても高止まりしている」とか、「備蓄米はなかなか一般消費者に届かない」と行っているが、届いたとしても単純な競争入札方式が行われている限り、価格が大幅に下がることが無い事は、ちょっと考えればわかることだ。

ただ、農家保護という点ではコメの値段が上がるのは止むなしという点もあるが、現状のコメ高騰では農家の手取りは増えていないと言われている。なんだかなー。

ふるさと納税

最近、ふるさと納税の存在意味がわかった。自分の住んでいる自治体に無駄使いをさせない意識表明に使えるんだ、と。先日、某テレビ番組で渋谷区の玉川上水緑道の再整備計画を取り上げていたが、莫大な予算をかけて区民(の多く)が望まない内容になっているとの事。区議会議員の過半数がこの計画に賛成しているとの事だったが、税収を減らして無駄な歳出を抑制する方向に議会を誘導する為の仕組みだったんだ。

と思う事にしよう。

街路灯の腐食問題

最寄り駅にある街路灯、5/15にたまたま出かけた際に見つけた。

なんか根元が黒ずんてる…

近寄ってよく見てみると、

なんかヤバくない?

腐食して穴が開いてる。最近話題になってる交通標識の倒壊と似てる。やはり犬のマーキング(排尿)が要因になってるのだろうか。

事故が起きてからでは遅いので、すぐに志木市役所の道路課(だったと思う)に赴き、写真も見せて、状態を説明してきた。で、今日(6/19)散歩がてら現場を見てみると、

未着手。

「道路照明灯修理依頼中」の張り紙。連絡に行った次の日には根元に緑の養生テープみたいなヤツがはられて、「結構対応はやいなぁ」と思っていたが、あれから一ヶ月。大丈夫なのだろうか?。朝夕の通勤通学時間帯に倒れたりしたら大惨事になりかねないのに。

電動キックボードとか

なんか色々面倒な事が起きそうな気がする、電動キックボード(特定小型原動機付自転車)。車道も歩道も走ってもらいたくないと思うのは自分だけだろうか…。

歩道走行時は時速6km以下、シニアカートと同じ制限速度となっているが、現状の自転車や電動アシスト乗りの無法状態を考えたら、守る人ほぼ居ないのではないか。これでは歩道の存在意義が無くなってしまう。もはや、子供や高齢者など交通弱者保護も担う歩道が傍若無人な自転車に脅かされている現状を打破するには、歩道にも制限速度を設定する必要が有るのではないか。特定小型原動機付自転車に限らず、例えば現状のシニアカートの6km/hを歩道の最高速度にするとか。従来の自転車等でスピードメーターが付いてないから分からないと言い訳をする人は、押して歩く(早歩きでも普通は5km/h程度)か車道を走る。で、どうしても走りたければ、スピードメーターを付ける。まあ、6km/hだと結構不安定だけど。

事故が増えそうな事が明らかなのにまともな環境整備・周知徹底をせずに解禁するとか、あり得ない。まあ、誰かが得するための仕組みが有るんだろうけど。