問題発言で批判を受けている丸山議員、wikipediaによると大阪19区で3期連続で当選しているようだ。大阪ということで維新の会が有力なのだろうか。
「戦争しないとどうしようもなくないですか」
この発言だが、個人的には、というか多くの国民は問題発言だと思っていると思う。今も世界のどこかで戦争をしていて、多くの人が犠牲になっている。戦争という言葉には「犠牲になる人がいる」と言うことを含んでいる。
選挙の話に戻るが、比例区での当選なら党に責任があり、だからこそ党の意向に反していれば離党させるのは当然の事だろう。この場合、選挙人は党に投票するのであり、直接人を選べない。だが、普通の選挙区の場合はどうだろうか。直接「その人」を名指しで投票する。まあ、選挙演説や選挙公報だけではその人物のごく一部しか見えないのだが。党員あるいは党推薦の議員なら、不祥事を起こしたら除名されることは変ではない。無所属の人になる。◯◯党の党員だから投票したという人は、党員でなくなったのなら議員をやめて欲しいと思う人もいるだろうが。
まあ、色々書いたが今もやもやしていることは、少し異なる。いろんな党で辞職勧告やら何やらで、この議員をやめさせようとしている件だ。先にも書いたが、個人的にはとっとと議員辞職してもらいたいが、自分達の意見と違うと言うだけで、外圧で辞めさせるというのはいかがなものか。言論の自由があり、個人がどんな思想を持つのも自由だ。だが、結果的に彼を選ぶ(=代弁者になってもらう)のはその選挙区の選挙人だ。嫌なら(=こいつには絶対当選してもらいたくないなら)、別の人で一番自分の考えに近い人に投票すればいい(いない場合は難しい選択になるが)。だから彼の言動には、選挙区の有権者にも責任が無いとは言えない。選挙時には分からなかった彼の資質が問題ならリコールすればいいじゃん、と思って調べてみた。
すると、国会議員をリコールする仕組みは現在の法律ではないらしい。なんか憲法改正レベルの話のようだ。
こうなると、今後同じような問題が起きてもすぐには対処できない。ますます選挙の重要性が問われてくる。だが、現状では投票率は半分以下、下手をすると3分の1位の所もある。棄権するのは勝手だが、もっと緊迫感を持って欲しい。投票率がもっと下がると訳のわからん人が熱狂的な信奉者の組織票で当選してしまうような事態にも成りかねない。
棄権した人だけがその結果(の不利益)を受けるのならよいが、善良な投票人までも被害を被る。
何とかならないものか…。