最近は、ケガの治療に湿潤療法を推奨する記述を見ることが多い。従来は傷口を乾かし、カサブタを形成して治るのを待つ感じだった。湿潤療法はこれとは逆に乾かさず傷口に分泌される浸出液を傷口にとどめ治癒を促すらしい。傷跡も残りにくい。
このための製品が各社から出ているが、量の割に結構高かったりする。しかも大きさが微妙で傷の長さ・大きさに合う物を探す必要がある。何度か使ってみて、確かに治りは早いし傷跡も残りにくい印象だ。
アウトドアでの応急手当用にファーストエイドキットにも何枚か入れていたのだが、何か他に良いものはないかと検索してみると、こんなものが有った。
使用法を見ると、プラスモイスト(湿潤療法用のシート)の上に貼って固定するための製品のようだ。
だが、アマゾンのレビューを見ると直接傷口に貼って使っている人が多く、効果も良好のようだ。実際に何度か使ったが傷口の大きさに合わせてカットして使えるので、逆に剥がれにく、治癒効果も専用製品と遜色ない印象だ。
結局ファーストエイドキットにはこれを大きめに切った一枚と小さめに切って角を丸くした物数枚を入れている。サイズが合わないときは大きめに切ったシートをマルチツールのハサミで切って使えばあまり無駄も出ない。
防汚・防水性が有るので傷口を保護出来るし、ある程度の耐水性も有るので普通の絆創膏より使いやすい。
ただ使用方法外の使い方なので、使用結果に関しては自己責任になってしまうが…