YAMAHA XTZ125を手放してから4ヶ月、いろいろ考えた末にHONDAのADV150を買った。様子をうかがいに、近所のバイクショップに足を運ぶ。新型コロナの影響もあり、バイクや自動車の製造にも遅れが出ているとの事。取りあえず見積りを取ってもらい、いつ頃入手できるか確認すると、ひと月程度かかりそうだがどうにかゴールデンウィークに間に合うくらいではないかとの事。その数日後、2週間ほど早く入荷すると連絡が入った。いろいろ着けたいものが有ったが、最低限GIVIボックスを付けるためのリアキャリアは必要かな、と言うことで、H2Cという会社(ブランド?)のリアキャリアだけは納車前に入手しておいた。このキャリア、タイホンダでは純正(メーカーカタログ)扱いとかなんとか…
まずはこれにGIVIモノロックケース用のベースプレートを仮組してみる。
単体で見ると、思っていたよりデカイ。
キャリアにはネジ山を切った穴が4つあるのだがGIVIベースプレート用なのか、ぴったり一致する。
納車日は一旦自宅までADV150で自宅まで戻り、別のバイク(嫁の小型スクーター)で任意保険の契約に行った。任意保険は8年ほど前にXL250 Degreeで契約していた保険の中断証明書車を使う。中断証明書は有効期間が10年有りその間等級がキープされるので、バイクを手離すときには取得しておく事をお勧めする。20等級だつたので6割引。こくみん共済で保険料を確認すると一年で10780円。ひと月千円もかからない。
二日後、準備しておいたリアキャリアをバイクにつける。作業的にはボルトオンなので、既存のグリップを外してそこにつけるだけだ。ボックスレンチさえあれば、誰でも出来る作業だと思うが、ネットの情報では、純正グリップを外すときに後ろ側の固定ネジにスリーブが入っていて、これをカウルの隙間に落としてしまったというレポートがいくつか有った。で、注意深くボルトを緩めてて抜き取ると、
スリーブは車体とグリップの間にスペーサーとして高さ合わせで使われているのかと思っていたが、ボルト穴補強用?のスリーブのようだ。これなら、ボルトを引き抜くときにブリップを持ち上げなければ落ちることはないので、それほど問題は無い。ボルト位置も純正?と言われるだけあり、何の問題もない。ちなみに、もともと付いていたスリーブは使わないが、キャリアに同梱のスリーブを前側のボルトを締める時に車体とキャリアの間に「高さ合わせ」のために使う。アルミっぽい材質のためか、一部サイトでは締め付け強度に問題ありそう等の記載も有ったが、キャリア使用時は前側のボルトは引き抜き方向に力がかかるので、おそらく問題は無いだろう。
キャリア取り付け後、昼飯を食べてから、軽く慣らし運転に出かけることにした。
まず良く言われるのが、「足付きが悪い」という事。確かに悪い。が、これまでに乗り継いできたバイクがほぼオフ車(5台)
- XT125(YAMAHA)
- XT250T(YAMAHA)
- RA125(SUZUKI)
- XL250 Degree(HONDA)
- XT125(YAMAHA)
だった事も有り「まあこんなもんか」と言う感じだ。シートはオフ車より若干低い程度で、乗車姿勢も上半身が起きている、広めのバーハンドルで乗車姿勢はまさにオフ車感覚。ただ、足付きに関しては、オフ車と違い前側はシートが無い(タンクが無い)ので、轍の変な場所で止まることになってヤバそうな時は、最悪前に降りる事が出来るのでそれほど深刻に考えなくても良いと思う。
取りあえず近場の巾着田~有間ダム辺りまで周回して100キロ位走って来た。この時オフ車との違いで感じたのがタイヤの接地感・剛性感の違い。タイヤが全然違うので当たり前だが、ブロックが浅いのでぐねる感じがしないし、タイヤ幅か広い為か、峠道にたまにある、たて溝舗装でハンドルをとられない。
これからカスタマイズ – といっても何か小物をつける程度だが – を少しずつ行おうと思う。
今日の走行距離118km、ガソリン給油後80km走って平均燃費51.9km/L、結構いい。
慣らし運転、最近のバイクにはあまり必要無いようだが、乗る人間の「慣らし」が重要なことには異論は無い。