EcoFlow DELTA 2

ポータブル電源の件。バッテリー寿命の観点から充電限界を85%、放電限界を15%で運用していた。いつ頃かは覚えていないが、85%充電完了後から20W程度の消費電力でしか使っていないにもかかわらず、数時間で残量が20%を切るようになった。Delta2はバッテリー容量が1kW位あるので、85%から15%の運用でも30時間以上使えるはずなのだが。

数ヶ月しか使ってないのにバッテリーが駄目になったのか?とも考えていた矢先、充電限界を85%に設定しているにも関わらず充電後になぜか充電容量が100%になっていた。改めてスマホアプリから設定を確認してみても、充電限界は85%設定のままだった。で、何が起きたのだろうかと思いながらも、この状態でいつものように使ってみると、消費%の進み具合が最近の感じと違い、正しそうな消費具合に戻ってる!

リチウム電池等のバッテリー残量は、例えば自動車のガソリンの残量などと異なり、物理的に測定出来ない。基本的にはフル充電時の電圧と放電終了電圧を基準にし、更に充電した電力量と消費(放電)した電力量を比較、変換効率、バッテリー温度等も鑑みて残量を「算出」している。今回の場合、充電限界を85%にしていたため、フル充電時のバッテリー電圧等の基準値が新品の使い始めの頃と僅かながら差が出てきて、残量計算が正しく行えなくなったのではないだろうか。でこれを正常に戻すために「定期的に」100%充電を試みるアルゴリズムになっているのではないか…?

と推測してみた。取り敢えず今日は問題なく動いている。

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