最近、大手キャリアの2年契約の更新月の期間拡大のニュースを見た。更新猶予期間が2ヵ月から3ヵ月に延長されるらしい。次の2年契約を切る(更新しない)場合、期間内にその旨を伝えないと自動更新される。解約には、違約金(契約解除料)として9500円かかる。
例えは、auフラットプラン20(スーパーカケホ)の場合、2年契約無しだと月額8000円、2年契約の場合は月額6500円。約19%の割り引きだ。差額は月1500円、契約期間の2年間では36000円になる。
まあ、36000円も得になる契約だから違約金が一万円(税込)位になるのもやむを得ない気もする。問題は違約金未満の恩恵しか受けていない場合、例えば半年以下で解約する場合だろうか。
それ以上の期間であれば、感情的には納得の行かない人が多いのも頷けるが、実利は得ているのだからねぇ、とも思う。
2年前納を分割払いしているような、ややこしい契約形態が問題な気もする。
いっそのこと、2年ぶん前納で156000円払う方がいいのかも。途中解約すると、この156000円から利用月数×8000円(割り引き無しの月額)を引いた残りが帰ってくるようにするとか。もちろん足りない分は払う必要が出てくる。ただこれだけだとキャリアには全くメリットが無い(=客は割り引き無しの契約以上に支払うことは無い)ので、幾ばくかの違約金が必要だが。
まあ、いずれにせよ大手キャリアのデータ通信料が高過ぎ。
MVNOのSIMの事を「格安SIM」って言ってるけど、あの言い方、もうやめた方がいいと思う。これからはMVNOのSIMは何も付けずに「SIM」、大手キャリアのSIMが「割高SIM」。